コラーゲンを飲んでも効果はない?真相は?
「コラーゲンはただのたんぱく質で、体内に入るとアミノ酸に分解されるだけ…効果はない!」という話をネットなどでよく見かけますよね。でも本当に効果がなかったらこんな大手の化粧品や製薬会社からコラーゲン商品なんて販売されていません。
コラーゲンで効果を得るには条件があるんです。
食品と健康食品のコラーゲンではコラーゲンの種類が違う
食品に含まれているコラーゲンは分子が大きい「高分子コラーゲン」というもので、食べても分解に時間がかかり吸収されにくいため美肌などの効果は得られません。
そこで各社が使用しているのが、分子量を小さくした「低分子コラーゲンペプチド」というもの。これは長期的に摂取することで効果があるということが医学的にも証明されています。
【コラーゲンの分子量比較】
・動物性コラーゲン(豚肉や鶏皮など):30~40万
・海洋性コラーゲン(フカヒレなど):10万
・低分子コラーゲン:500~1,000
この低分子コラーゲンは、もはやコラーゲンの健康食品を製造している会社で採用していないところはなく、常識になっています。よくネットなどで見かける「コラーゲンを経口摂取しても効果がない」というのは、食品に含まれる吸収されにくい高分子コラーゲンを摂った場合のことであると考えて良いでしょう。
経口摂取することだけで吸収できるアミノ酸「ヒドロキシプロリン」
また、コラーゲン中の全アミノ酸の約10%を占めている「ヒドロキシプロリン」というアミノ酸があります。
コラーゲンはアミノ酸の塊であるため、体内に入ると一度アミノ酸に分解されます。しかし、このアミノ酸がすべてまたコラーゲンに再合成されて皮膚のために使われるわけではありません。骨や臓器など他にもたんぱく質を必要としているところに使われてしまいます。
そこでカギとなるのが「ヒドロキシプロリン」というペプチド。ヒドロキシプロリンはコラーゲンにしかない特殊なアミノ酸で、コラーゲンの螺旋構造を作るのに大きな役割を果たします。
この成分が線維芽細胞を増やす作用をし、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すことがわかっています。 ヒドロキシプロリンはコラーゲン以外には含まれていないため、コラーゲンを経口摂取することでしか補給することができません。
このヒドロキシプロリンが入っているコラーゲンを安定的に摂取することが、コラーゲンを体内で再合成する際にとても大切なのです。
ビタミンCが再合成をサポートする
また、ヒドロキシプロリンは体内でヒドロキシル化という反応によって合成されます。その反応に必要なのがビタミンCです。つまりビタミンCを一緒に摂取することで、コラーゲンが再合成されるのを手助けし吸収されやすいようサポートをします。
そのため、健康食品のコラーゲンにはビタミンCが配合されているものがほとんどです。
当サイトに載せているコラーゲン商品はもちろんビタミンCが入っているものを選んでいるのでぜひ参考にしてみてくださいね。